人はストーリーに惹かれる


「お母さん!新しいグローブが欲しい!」

「前も買ったでしょ!我慢しなさい!」


私も母になればこういう場面に遭遇するのだろうか


彼はなぜグローブが欲しいのだろうか



「なんで欲しいの?」

「ボロボロだからいじめられた…だから新しいの持ってたら仲間外れにされないと思って」


彼はグローブが欲しいのではなく、仲間外れにされたくないらしい。


「そう…ごめんねきつく言っちゃって。じゃあ今から買いに行きましょう。」



なんて、そんな甘い世の中ではないのは誰でもわかる


そこで、こういう考え方はどうだろう。



「じゃあ、新しい遊びを提案してみようか!」

「え?」


ってなるのは目に見えている。

でも

そういう切り口を提案できることが今後必要なんじゃないかと

最近よく考えている。



ただ単に問題解決をするのがデザイナーではない

問題に対して多面的な考え方ができること

そして

まだ見えていない不満、問題を理解しようとする姿勢

最後に

それを具現化するために自分の想いをなるべく齟齬なく伝える能力



本当は3つだけじゃないんだけどね


伝え方にも美しさを追求していきたいよね





デザインは奉仕?

春らしくなってきたと思った矢先

こんな寒くなっちゃって、富山。


デザインってなんだろう。

多くの人はファッションのデザインを想像するらしいけど


「デザイン」

と一言で言っても山ほど意味合いあるらしい


デザイナーが「らしい」なんて使っちゃダメだよね


でももう私はデザインを捨てたも同然なんだ

まだまだ足掻いてるけどね


そうそう。

足掻いた結果悔しいことが起きちゃって。



「デザインは奉仕じゃない」



帰宅後スライディング土下座のポーズで泣きじゃくった私だけど

もう今年24歳。


まだ24歳。


まだまだ足掻いていいじゃないか。

ていうか、諦めなきゃダメなタイミングって訪れるんだろうか。


自分から掴みに行ってるんじゃないか?

触れたくもないね。



「人に優しくしなさい。」

私は一度も言われたことがない。


優しくしたい人に優しくするべきなんだ。

優しくしなきゃいけない人は無視してしまえ。



わたしはわたしが決める



話が飛んで飛んでもう地球一周しちゃったかもしれない。長旅になった。

楽しいじゃないか。



そう。


「デザインは奉仕じゃない」